カキのおいしい食べ方や栄養価とは?

カキにはこんな栄養価が含まれているんです

カキは、鉄や亜鉛といったミネラル類や、ビタミンB1、B2、B12といったビタミン類などの他、グリコーゲンやアミノ酸、タウリンといった栄養素を大変多く含んだ貝です。では、こうした栄養素が体内で不足してしまうと、いったいどのような症状が起きてしまうのでしょうか?
まず、ミネラル類の亜鉛ですが、亜鉛が不足すると食事をする際の味覚に異常をもたらし、例えば甘いのに甘くない、辛いのに辛くないといったことが起きてしまいます。また、免疫力が低下してくるため、体調を崩してしまうことも多くなります。これは妊婦など、胎児の発育にも影響を及ぼしてしまうため、気をつけなければなりません。
次にビタミンB12や鉄ですが、こうした栄養素が不足してしまうと、慢性的な貧血が起こりやすく、目覚めた際や長時間立っているときなどクラクラしてしまうこともあります。また、常に疲労感もつきまとうため、特にスポーツをされている方は十分注意するようにしましょう。
そして最後にグリコーゲンですが、グリコーゲンが不足してしまうと、スタミナが低下してしまうばかりでなく、その人が本来持っている運動センス、パフォーマンスも落ちてくるため、こちらもスポーツをされている方は気をつけましょう。

カキはこのように食べるとおいしくなります

前述したカキの栄養素として多く含まれているビタミン類やタウリンは、温めてしまうと効果が低下してしまうため、栄養素のそれぞれの効果を活かすのであれば、カキは生食で食べるのが一番おすすめと言えます。ただし、ビタミンB群は水に溶ける性質を持っているので、鍋料理や雑炊などにカキを加え、溶けてダシと合わさったものも食べるようにすると効果を発揮します。では次に、カキといっしょに食べることをおすすめする食材を見ていくことにしましょう。

カキといっしょに食べると効果が出る食材とは?

まず、レモンが挙げられますが、これは生食の際にはなくてはならないものであり、焼き物でもレモンが添えられていることがよくあります。これはレモンに含まれているビタミンCがカキの鉄分の吸収をアップさせてくれるからです。
次にほうれん草が挙げられます。カキは前述のように鉄分が豊富なため貧血予防に効果を発揮しますが、血を作る働きのあるほうれん草をいっしょに食べると、より一層効果が上がるからです。最後にトマトが挙げられますが、トマトもカキと同じように疲労回復効果があるため、食べ合わせとしては適しています。

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