居酒屋の始まりとは?知られざる居酒屋の歴史

日本の居酒屋のはじまり

日本で「居酒屋」が始まったのは、奈良時代にまで遡るといわれています。古代の日本では酒類を提供する醸造屋というのは限られた存在で、一時期は方による取締りが行われていたほどです。奈良時代頃になると、一般市民に酒類を提供する居酒屋が登場し、ごく普通の人々がお酒を楽しめる時代へとなっていきます。江戸時代に入ると居酒屋は本格的に発展し、現在のように酒と肴を提供するスタイルのお店が増えていきます。また、屋台などで酒類を提供するケースも登場しました。江戸時代は男女比率が極端に男性に偏っていたため、独身男性が多い社会でした。独り身の男性が多かったため、お酒を飲みながら簡単な食事も済ませられる居酒屋というスタイルは、ニーズが多かったともいえます。こうして、日本の居酒屋文化は大きく発展していったのです。

社交場としての居酒屋

明治時代になると、文明開化によって洋酒が日本に伝わります。銀座には富裕層向けにビアホールが設立され、カフェやキャバレーといった洋風の居酒屋が多く開店しました。ビールも好んで飲まれるようになった時代でもあります。当時の居酒屋は、お酒を飲むだけでなく社交場としても機能していました。多くの文化人がカフェやキャバレーで議論を交わし、名作誕生のきっかけになったことも知られています。現在でも居酒屋はコミュニケーションの場として機能している一面がありますが、明治時代における居酒屋は文化交流や社交場としても重要な場だったといえるのです。また、戦後には洋酒と日本酒の消費比率が逆転し、ビールをはじめとする洋酒が広く浸透し人気も高まっていきました。女性が居酒屋に出入りしやすい時代にもなり、居酒屋はより身近な場として広まっていったのです。

福岡市で飲食店経営で有名な業者

日本ならではの低価格でおいしい居酒屋

現在の日本の居酒屋事情というと、安くておいしいチェーン系居酒屋から、メニューも内装もユニークな個性派居酒屋、あるコンセプトに沿って世界観がつくられたコンセプト居酒屋など、さまざまなお店が登場しています。その日の気分や予算に合わせて、たくさんの居酒屋の中から行きたいお店を選べるのが日本の居酒屋事情です。中には、まるで遊園地のようなエンターテインメント性の高い居酒屋などもあり、多種多様な居酒屋がひしめく日本ならではの居酒屋業界。そのユニークさ、メニューの豊富さは外国人観光客も魅了するほどです。世界に誇れる日本の居酒屋の数々。ぜひみなさんも、いつも行きつけの居酒屋だけでなく、いろいろな居酒屋を訪れてみてくださいね。

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